常時SSLとはブラウザとあなたのホームページ全体との通信を暗号化するための技術、仕組みのことを言います。制作するホームページにはURLがありますが、[http://]ではなく、[https://]から始まるURLになると、ホームページ間の通信が暗号化されることによって、個人情報など第三者に盗み見られたりする心配がなくなります。

常時SSL化されていないホームページにはURLが記載されているアドレスバーに「保護されていません」、「安全ではありません」の警告が表示されるようになっています。個人情報をやりとりするページ（商品の購入や会員登録画面など）だけでなく、その他全てのページ（ホームページ全体）に通信を暗号化しておくという考えが「常時SSL化」となります。

すべての通信の暗号化を求めることで、ウェブサイトのなりすましなどによって第三者に情報を盗聴されても、中身が解読される事を防ぐことができます。暗号化されていないWi-Fi環境で、公共のWi-Fiネットワークや、Wi-Fiルーターを悪用してログイン情報などの個人情報を受信しようとする攻撃からにも対抗できます。また、CookieというWebサイトからスマホやPCの中に保存される情報を盗聴される心配もなく、あなたのホームページを見ているお客様は安心してサイトを閲覧することができます。

また、Googleは、常時SSL化対応済みのホームページを検索順位の決定要因にすることを公式に発表しました。常時SSL化のサイトは「セキュリティへの配慮が高いサイト」として検索ランキングで優遇されます。常時SSL化されていないホームページは、検索結果の上位に表示されにくくなりますので、アクセス数を伸ばすためにも常時SSL化が重要となります。